こんにちは。コラム担当の保育士みーみです。
会社の紹介として、リモートワークでの色々な社員の働き方を紹介してきました。
前回は社内の課題を【自分事として改善策を考えて行動に移していく】ためのグループワークをはじめた様子をご紹介しました。
そこで、今回は誰かに提案してもらうのを待つ、または自分はできているから関係ないという考えだと、何事も長続きしないという結論に至りました。
そのために社内の課題を【自分事として改善策を考えて行動に移していく】ための改善策としてどんな案が出てきたのか発表していきます。
ー 目次 -

1. グループワークの内容
自分がやりたい!と思える方法を模索してほしいというのが、このグループワークの大きな目的でした。上から勝手に『コミュニケーションのために、社内で新しい試みを実施することになりました!積極的に参加していきましょう!』といきなり言われたらどうでしょう?興味がないことだったり、自分の考えに沿わないことには気持ちが魅かれないので、実践に移していくことが難しいですよね。
そこで社員一人ひとりが「自分ごと」として社内の問題に向き合うためにも、社員同士で発案してもらい、会社全体で試していくこととなりました。
そしてその案を考えていく中で、グループ内でもメンバー同士のことを知るきっかけにしてもらいプロジェクトの枠を超えて相談できたり、気軽に雑談できる関係になっていけたらと考えていました。
〇活動計画
活動期間 | 2か月半ほど |
活動内容 | ①コミュニケーション促進のために効果的な具体策を提案する! ②まず会話の量を、グループ内でも意識して増やす! |
発表会 | 『コミュニケーション活性化の具体策の提案』 |
投票 | 他グループの活動も聞いて、実際にやってみたいと思うことに投票。 採用された案は、実際に社内全体で取り組んでみてまた改善していきます。 |
2. 各グループでの取り組み結果
それぞれのグループが考えたり、実際にグループ内で実行に移してみた案をご紹介します。
→Aグループ
『グループ内での動画視聴と、その内容についてのディスカッション』
それぞれ同じ動画を見て、感想や意見を交換する。動画の内容は、映画や研修など内容は多岐にわたるのでその時々で多様なテーマを扱うことが出来るのが良い。
自分とは違う意見や感想を聞くことで、柔軟な考え方を養成することが出来る。
→Bグループ
『アイスブレイクゲームとSlack活性化』
ゲームについては気軽に始められる、尚且つ5-10分でできるものを採用して実施した。
あらかじめチーム内でのコミュニケーションが大切であることを確認し、話し合って戦略を実行に移していく事を目標に設定して行うのが効果的だった。
作業で忙しい時には自身で通知オフにしておくなどグループ内チャットのルールを明確にすることで、人に遠慮することなく日頃の近況を気軽に書くことが出来た。
→Cグループ
『社内でのアプリ製作案・コミュニケーションに対する議論』
それぞれに案件が忙しい時期だったため、アプリ製作は断念し案を出すことにした。
グループチャットでのやり取りを見直したり、お互いのコミュニケーションに対する価値観を話し合う機会となった。
→Dグループ
『近況報告や雑談の場として、定期的に話し合う時間を設ける』
メンバーの個性を知るための、質のあるコミュニケーションの時間が必要。定期的に開催していくために、その頻度は考える必要がある。
集まりたい時に自発的に呼びかけて時間を設けるのも理想的。そこから有志でのハッカソンや、社内サークルに発展していくのではないか。
グループごとにスライドを作って発表してもらいましたが、発表方法もリレー方式や役割分担がしっかりされていたりなどそれぞれの特色が出ていました。グループワークに取り組んでみた感想として…




自分との意見が違ったり、その部分の埋め合わせなどをどうようにしたらお互いに過ごしやすい環境になるのか…などを試行錯誤してのグループワークが各チームで見られました。
最初はうまくいかなかった部分も多かったようですが、それぞれが自分ごととして少なからず悩む時間を作ってこの課題に向き合った結果だと思います!
どのチームが正解、というのではなく『どの施策を実際に取り入れたいと思ったか』という観点で、投票をしてもらいました。…結果はどうなったのでしょう?
3. グループワークへの投票結果!

〇選ばれたのは…
「アイスブレイクゲームとSlack活性化」でした!
・ゲームをゲームを活用したコミュニケーションの魅力ゲームを通じて仲を深めるのはとても良いアイデアだと感じた。壁を取り払うきっかけとなり、無理に話題を提供する必要がないのも魅力的。
・簡易で実践しやすい点の評価時間がない人でも実践しやすく、既存のリソースを活用できるため、長期間安定して取り組める施策だと感じた。
・当事者目線での企画悩みを聞いてもらえる場があるなど、当事者の視点に立って企画されており、理想的なコミュニケーション案だと思う。
…という評価から、グループBの提案が選ばれることになりました!今後グループBのメンバーには、社内全体で取り入れていくための方法を議論してもらいます。その様子もまたこちらのコラムに載せられる際には報告させていただきます。
4. まとめ
今回のグループワークでは、社員が自分のアイデアで社内のコミュニケーション課題に取り組みました。
社内での投票の結果、Bグループの「アイスブレイクゲームとSlack活性化」が選ばれました。この施策のポイントは、簡単に実践でき、社員同士の距離を縮める効果が期待されます。
新しいコミュニケーション方法を模索し、今後も社員が快適に働ける環境づくりに取り組んでいきます。
今後も社内での施策が活かされて、チームの力を最大限に引き出せていると感じる場面がたくさん見られるでしょう。

≪筆者紹介≫
みーみ(保育士)