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【遠くても近くに…新時代の子育てサポート③楽しいを何倍にも!】


 


1.欠かせないこどもとの信頼関係

こどもたちの成長にとって、【遊び】はとても大切な経験です。年齢が上がるにつれ、こどもたちは自分で遊びを見つけ、それに没頭する能力もついてきます。でも、こどもたちが1つの同じ遊びに集中できる時間はとても短く見えますよね。


児童発達の専門家は一般に、子どもに期待される適切な集中力の持続時間は、その年齢あたり 2 ~ 3 分であると述べています。     引用:年齢別の通常の注意持続時間の期待値/Brain Balance

これは、典型的なこどもが特定の遊びや物事に集中し続けることができる時間です。

つまり、3歳のこどもなら6~9分間集中することができるということですね。



困った顔のお母さん
女性保育士

                                      





困った顔のお母さん
女性保育士













保育の現場でも、こどもたちに注目してもらうためには『この保育士といると楽しいことがあるかも』と感じることは重要です。しかし、こどもたちと空間の共有が出来ていないため、画面に引き付けるためにまずはこどもたちがしたい遊びを共有することにしました。

こどもの楽しめるような、動く紙芝居や手遊び歌、クイズなどを用意し、コミュニケーションのきっかけにしました。リモート保育を社内で始めた当初は、画面外に行ってしまう/なかなか自分の言いたい言葉が保育士に直接伝えられない等、色々な問題がありました。しかし『まずはこどもたちがしたい遊びを共有する』ことにより、30分程度のリモート保育時間で3~4回目では、ほぼ全てのこどもたちから「一緒に○○をしたい」といった<提案>が出るようになりました。

こどもたちは自分のペースでリモート保育や保育士と親しみを感じていくこと、また新しい遊びや学びに触れることができます。リモート保育は、単に遊びの時間だけでなく、こどもの社会性やコミュニケーション能力を育てることができます。


2.リモートならではの創意工夫


リモート保育でこどもに楽しい時間を提供するためには<創意工夫が不可欠>です。ずばりそれは、こども達が楽しめるように<活動をシンプルに>すること。たとえば、折り紙を一緒に作るとしましょう。こどもの「ハート型を折りたい。」という希望に対して、保育士はこどもだけで折れる簡単なハートの作り方を選ぶようにします。


こうすることで、こどもは自己達成感を味わい、保育士は直接手伝うことのできないリモートならではのデメリットを回避することができます。時には完成までいきつけずに終業後の親御さんの手を借りることもあります。少しだけ手伝う時間も、もしかすると大人の方がリフレッシュの時間になるかもしれませんよね。


5歳のAくんとの【間違い探し】の人場面では…



小さい男の子
女性保育士

  



                                       





このやりとりを親御さんに伝えると…


困っているお母さんの顔
女性保育士








その他にも、おにぎりの具を考える製作、手品、クイズ、ダンスや運動遊び、じゃんけん遊びなどで過ごします。時にはこどものおやつタイムに保育士も参加し、幼稚園での出来事を聞くことで、ゆったりとした時間を過ごします。

小学生に対しては、宿題の見守りや、言葉遊びを含むゲームをすることが多いです。宿題に取り組む能力が日によって異なるのは当然のこと。その日のこどものコンディションを見て、その時間をどのように取り組めるか判断したり促していくことも援助をする中で大切だと考えています。

このように、【リモート保育】では、活動をシンプルにし、こども達が自ら取り組めるようサポートすること。同時に、言葉の使い方にも注意を払い、こども達の発達に合わせた接し方を心掛けています。



3.こどもがのびのびと過ごせる環境設定!



冒頭にも述べていた通りこどもの集中できる時間は、一般的にその年齢あたり 2 ~ 3 分と言われています。そのため【リモート保育】の時間全てを、保育士とのやりとりに集中してもらおうとは考えていません。

ダンスや運動遊びなどはもちろん、いつもこどもは自由に動き回っているので、画面に映る範囲にいることはできません。そこで保育を成立させるために、見守りカメラやこども用のスピーカーなどを導入してリモートならではの難しい面をカバーしました。










保育士はタブレットのカメラ以外からもこどもの様子を確認することができるので、安心してこどもに声をかけ続けることができます。こども側も活動が制限されないので自然とのびのびと過ごすことができるのです。画面外で遊び始めても、ふとしたタイミングで保育士の様子を見にお気に入りのおもちゃを持って戻ってきてくれます。この柔軟なスタイルが、こどもたちにとって心地よい環境を作り出します。(リモートワーク中の親御さんの環境の工夫は、はまた別の機会にお伝えしていきます。)



4.フィードバックの重要度


こうした柔軟なスタイルで『楽しみと、見守り中心』の【リモート保育】を展開していくことで、こどもたちと半年以上定期的にリモート保育を続けてくることができました。これからもこどもと楽しい時間を共有していくためには、親御さんとの連携が欠かせません。そのために欠かさず行っているのが、親御さんへの保育内容の報告です。

保育士は、リモートの環境下でこどもたちの行動や反応を細かく知ることに限界があります。そのため、親御さんからのフィードバックは、こどもの日常や変化を理解する上で貴重な情報源になります。保育士と遊んだ後の家庭での様子や、ふとこどもと話題になった遊びの感想などは、次回また楽しい時間を過ごすために必要なヒントになります。



5.まとめ

私は親御さんとリモート保育の報告をすることで『気軽にこどもの話ができる』という役割も担っていきたいと考えています。こどものことを話せる人は、多いに越したことはないですよね。それが業務中にふと思い立った時に質問を投げかけられる、そんな存在になれたらいいなと思っています。

リモート保育を通して、少しでもこどもの『楽しい』を増やしていける存在になりたい。そしてリモートワークと子育ての両立を楽しいものにしていく手助けになれたらと思っています。




今回で子育てコラム『遠くても近くに…新時代の子育てサポート』全3回は終了となります。今後も子育てに役立つ情報を更新していきます。合同会社デュナミス公式SNS(XInstagramFaceBook)にて更新のお知らせしていますのでフォローしてチェックしてみてください。




女性のイラスト






 ≪筆者紹介≫

 みーみ(保育士)



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