ー 目次 -
1. 社内で聞いたファミリーサポートの印象
2. 登録~利用開始までスピードガイド
3. 地域によって違う!料金や利用条件を比較
4. 急げば間に合う!猫の手以上の支援と活用法
5. まとめ
1. 社内で聞いたファミリーサポートの印象
私は友人(2児の母)が育児で手一杯になってしまった際に、初めてファミリーサポートの存在を知りました。
地域の方が助けてくれる事業と聞いたとき『核家族が多い現代に合った取り組みだ』と感じました。私もその友人も実家から離れて暮らしているため、お互い近くに頼れる身内等はいませんでした。
私は「すぐに利用したい!」と飛びつくのですが、友人は「良い仕組みだとは思うけど、利用するまでの手続きのハードルが高い。」という感想でした。
今回、社内でも<ファミリーサポート>について印象を聞いてみました。
2. 登録~利用開始までスピードガイド
〇『お住いの市町村 ファミリーサポート』で調べる
事前にHPで確認をすると、説明会は基本的には予約制だそうです。(当日空席があれば飛び入り参加可)
予約方法は、事務局に電話ででの予約でした。
〇説明会(登録会)に参加する
説明は15分程度で終了しました。
会員証がその場で発行され、会員番号が割り振られます。
登録会翌日以降には登録事務作業が完了しているので、提供会員を探すための連絡は翌日午後以降が望ましいです。
〇預け先を探してもらうための電話をする(説明会の翌日)
登録会翌日以降、事務局に電話をして預ける際の具体的な内容を共有しました。
以上を踏まえて、センターの方で条件が合う提供会員を探してもらう。
(1か月程度時間を要する可能性がある。)
※2月は保育園が決まるため、申し込みが殺到するのでそれ以上に時間がかかるそうです。
〇事前打ち合わせの日程調整
条件に合う提供会員が見つかると、事務局が電話で日程調整のための聞き取りをしてくれます。
私は自宅で預かってもらうため、事前打ち合わせも自宅にて実施しました。
(提供会員の自宅で預かってもらう場合は提供会員宅にて面談)
〇事前打ち合わせについての手紙が届く
確認のための、事前打ち合わせ日時や打ち合わせ場所が記載された用紙と、こどもについての状況確認票が届くので記載しましょう。
今回私は、こどもがまだ歩き始めなので、転倒に気を付けてほしいことを記載しました。
〇事前打ち合わせ(こどもとの顔合わせ)
当日は事務局職員と提供会員の方が自宅まで来てくれました。
こどもについての状況確認票と照らし合わせ、こどもの様子を見守りながら詳細の打ち合わせをします。
提供会員の方から実際のこどもの様子も踏まえて、預かることに承諾をいただきサポートをお願いしたい日程を伝えます。
※説明会では【予約は事務局への電話での受付のみ】となっていましたが実際は家庭と提供会員の方で直接連絡を取り合って決めることができました。
〇サポート利用当日
当日は提供会員の方にこどもをお任せして、こどもと自由に過ごしてもらいました。
終了時間が来たら、その日の利用分を現金でお支払いして終了です。
3. 地域によって違う!料金や利用条件を比較
今回の料金は90分で1400円でした。【内訳:サポート90分+移動時間往復30分=120分※交通費なし】
日本全国のファミリーサポートの利用料金の相場は、地域やサービスの内容によって多少の違いがありますが、基本的には500円/時〜1,000円/時程度が一般的です。
具体的には、平日の基本利用料が500円/時〜800円/時程度、全体的には約700円/時前後が一般的です。ただし、早朝や夜間の利用や特定のサービスを利用する場合は料金が高くなることもあります。
利用料金や受け入れ時間などは、各自治体のファミリーサポートセンターにお問い合わせください。
4. 急げば間に合う!猫の手以上の支援と活用法
〇共働き家庭の大きな手助けになること間違いなし!
『通勤時間を考えると、保育園のお迎えに少しだけ間に合わない』
『朝も両親がこどもより先に家を出なくてはいけない』
そんな時に、すぐそばにいるご近所さんの手助けがあったらがありがたいですよね。
時間の決まっている保育園へのお迎えを提供会員の方にお願いして、気持ちに余裕をもって退勤後に夕飯の買い物をしてお迎えに行けます。
(保育園によっては<お迎え前の買い物は原則禁止>となっているところもありますので、事前にルールを確認することをお勧めします。)
こどもにとっても、提供会員の方と遊ぶ時間は、特別なお楽しみの時間になるかもしれません。
『風邪は治りかけだけど、今日は念のため家で休ませてあげたい』
病児受け入れ対応の施設を探すのも大変です。
『受け入れ施設はあっても、すでに予約が埋まってしまっていて預けられない』
『どうしても仕事の都合で休めない、でもこどもに無理もさせられない』
そういった時にも頼れるファミリーサポートです。
※病児・病後児の受け入れについては、各自治体で実施状況が異なります。詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。
5.まとめ
『こどもが1歳になったから』と何気ない気持ちで登録してみたファミリーサポートでしたが、調べてみると利用方法は様々でした。
特にベビーシッターの利用となると、『2時間以上の利用から』などの条件があるのに対して、ファミリーサポートは短い時間でも気軽にお願いできるシステムです。
今回、ベビーシッターやファミリーサポートを調べていくと、「仕事をしているから、こどもを保育園に預けるしかない」と拘る必要はないと感じました。在宅ワークをしているからこそ、自分の理想に合ったこどもの預け方を模索したいと思います。皆さんもぜひ、『少しだけ手伝ってもらいたい』という部分をファミリーサポートにお願いしてみてはどうでしょうか?
次回は、社内のパパママに聞いた!入園・入学準備に役立ったものを更新予定です。
≪筆者紹介≫
みーみ(保育士)